税理士事務所のホームページ更新は下層ページSEOを考慮して

税理士事務所における最近のSEO動向

税理士SEOの動向
税理士事務所のSEOは今まで「地域名」でのヒットが出来れば
それでOKといった風潮がありました。

事実、「○○区(もしくは都道府県)+税理士」などで上位ヒットすると、
お問合せはありますし、そういったワードでのアクセスから、
顧問契約にまでつながるという話は随所で聞きます。

しかし、ここ数年「費用対効果」の面から考えたときに、
「○○区(もしくは都道府県)+税理士」を狙っていくことが本当に
良いことなのだろうかと疑問に思うケースも出てきました。

地域によって大きく変わる市場競争

これは対象とする地域によってかなり温度差があります。

都道府県単位でも比較的容易に上位ヒットを狙える地域もありますし、
中には相当額の対策費用をかけないと1ページ目に持ってくることすら難しい場所もあります。

競争の少ない地域で「○○区(もしくは都道府県)+税理士」などで上位化が出来れば、
まだまだそれだけによるお問合せの確保を狙っていくことは可能です。

競争の少ない地域であればホームページの内部対策(対策費としてあまりコストをかけない方法)で、
十分に上位に持ってくることが可能なので費用対効果も高いです。

「○○区(もしくは都道府県)+相続」や「○○区(もしくは都道府県)+会社設立」なども同様です。

競争の激しい地域の場合はどうするか?

競争の少ない地域であればSEOというものをさほど意識しなくても、
ホームページ経由での問合せを期待することができます。

逆に大都市圏であるほど競争も激しいものですから、
ただホームページを作って簡単なSEOをやった程度では問合せまでつなげることができません。

最近では、コンテンツの充実を図ることによる下層ページからのアクセス増加を狙う方向がトレンドです。

内容の充実したコンテンツを定期的に更新することで、
「○○区(もしくは都道府県)+税理士」といった目だったワードではなく、
例えばですが、「年末調整+依頼+金額+税理士」とか、「資金調達+相談+会計事務所」といった、
3つ、4つのワードでの複合的な検索をカバーします。

「○○区(もしくは都道府県)+税理士」を業界的に見て「ビッグキーワード」と言います。
ある程度の検索ボリュームが見込めるもので、誰もがそのワードで上位化をしたいと願うワードです。

一方で「年末調整+依頼+金額+税理士」とか、「資金調達+相談+会計事務所」などを、
「スモールキーワード」と言います。
殆ど検索数は見込めませんが、それでもニーズはあるというワードです。

ビッグキーワードは種類が限られますが、
スモールキーワードは無限に広がります。

組み合わせによって、あるいは類義語の種類によってその数は無限に増えるからです。
少し考えたくらいでは広範囲のキーワードを網羅するコンテンツなんて書ききれません。

そのため、ブログという形をとったりしてページのコンテンツを肉付けし、
幅広いキーワードでの検索がされるようにホームページを強化していくわけです。