税理士事務所でSSL対応は必要か?|税理士法人と個人で割合は変わるか

今回は「税理士事務所のHPにSSL対応は必要ですか?」という質問に対してのお答えをしたいと思います。
結論は「必要です。」

※『HTTPS』とは「HyperText Transfer Protocol Secure」の略称で、インターネット上のHTTP (HyperText Transfer Protocol)通信が、SSLによって暗号化されたプロトコルのことです。
SSLによって通信データは保護され、第三者が盗み見しようとしてもデータの内容を解読することができません。

SSL対応が行われているHPは、httpのあとにsがついていて、鍵マークがついているのが特徴です。この鍵マークは安全なサイトという目印になります。
「SSL」に対応していないことのデメリット
・見た目として、しっかり対応していると判断されること
・相対的に検索順位(SEO)が落ちてしまう可能性がある
相対的とはSSLに対応しているHPの方が、より上に表示されやすいのが現実です。
大手税理士法人だけがSSL対応しているのではないか?とおっしゃる先生がいらっしゃいますが、この5年間で環境が変わってきています。
東京都内の「地域名+税理士」で検索した結果、上位10件の税理士事務所・会計事務所で8割がSSLに対応していました。数字からも現状と必要性がわかります。
先生の事務所の地域でどのくらいの税理士事務所がSSL対応を行っているか実際に調べてみてはいかがでしょうか?是非この機会に対応することをおすすめします!
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。