電車に乗ると乗客の多くがスマホを操作しています。
シルバーシートの付近であっても、多くの方がスマホを操作しています。
中にはシルバーシートに座っているご年配の方がスマホでゲームをしているようなそんな世の中になりました。
今後もどんどんとスマホは普及していくでしょうし、どんどんと便利になっていくでしょう。

スマホの普及状況を調べてみました

総務省の調査で、29年度版_数字で見たスマホの爆発的普及(5年間の量的拡大)というものがあります。
その数字をまとめたものが上記のグラフです。
2010年から2013年にかけてのスマートフォンの伸び具合が驚異的です。
10%から60%越えなのです。
ホームページのスマホ対応が当たり前になってきたのがここ数年の事ですから、
大体70%を越えたあたりから税理士事務所もホームページのスマホへの対応を迫られているといえそうです。
年代別のスマホ保有率

上記のグラフはスマホの個人保有率の推移で、年代別のグラフになっています。
全体的に伸びている事がわかりますが、50代、60代の保有率の伸びが目立ちます。
40代までの層は2013年あたりからなだらかな伸び方をしておりますが、
50代、60代は2014年以降から急激に伸びだしています。
50代、60代といえば、会社でも中核を担う立場で仕事をされる方々の年代です。
そういった年代の人々が段々とスマホと言うものに慣れ始めて来ているわけです。
税理士事務所のホームページは何を気をつければ良いのだろうか?
このような環境の変化があるなかで、
税理士事務所のホームページは何を気をつければ良いのでしょうか。
まずは、スマートフォンでホームページが見られる割合が飛躍的に増えるということ。
そして、その層というものが年々拡大傾向にあるということをおさえる事です。
多くの税理士事務所の場合、法人顧問だけでなく相続税の申告案件も取り扱っているものと思いますが、
個人の方々はPCよりもむしろスマホを使う事のほうが多いかもしれません。
・何が書いてあるのか分かりやすい
・文字が大きい
・電話のボタンが分かりやすい
・事務所までの道筋が分かりやすい
・知りたい情報が掲載されている
など、基本的なところではあるのですが、
実はこの基本がなかなか出来ていないわけです。
最近はMEOも大事
最近ではMEOという取り組みが重要視されるようになりました。
MEOというのは、Map Engine Optimizationの略です。
主にGoogle Mapに対する地図エンジンの最適化(マップ検索エンジン最適化)です。
PCでもスマホでも、地域名でキーワード検索をすると、
「広告スペース」⇒「MAP情報と近隣の店舗情報」⇒「通常の検索結果」という順序で、
検索結果に反映されるようになりました。
税理士・会計事務所であれば、
「中野区 税理士」とか「中野区 会計事務所」などです。
通常の検索結果で上位化させるのは地域にもよりますが、
首都圏ではなかなか難しいということもあります。
広告はお金がかかります。
しかし、MEOは(2018年11月現在では)比較的容易に登録化できれば、
上位ヒットさせる事が可能です。
まだ対応していない税理士事務所は早めに対応をすると良いでしょう。