税理士事務所のSEOに効果的な文章・コンテンツの作り方

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今回は税理士事務所がSEOを行うときに、効果的な文章やコンテンツの作り方をひとつご紹介します。

「コンテンツといっても何を書けば良いのか分からない」

このような考えを持つ人は多く存在します。
私などもその一人です。
更新が大事だという事が分かっていて、コンテンツを増やそうと思い立つのですが、そのコンテンツはどのようなものが良いのか、何を書けば良いのか。
それが出てこないのです。
これは本当に難しくて、考えれば考えるほど、出てきませんし、これを書こうと思いついても、途中で書くのが止まってしまったりも・・・。

イメージができれば書き進める事ができる

今回ご紹介したいのは、「実際にあったときの事を書く」という手法です。
文章を書くときに、なかなかかけないことの理由は、「上手くイメージができないから」に他なりません。
ちゃんとした文章を作ろう、意味が伝わるようにしよう、そのように考えれば考えるほど書けません。
ところが不思議なもので、その時の情景が思い浮かぶと、自然と書くことができるようになります。

例えばですが、先生が独立をしたときの話、独立をして最初のお客様と顧問契約をいただいたとき、はじめて相続税の申告案件を手がけたとき、変わった経理処理をする業種の特徴、今までに最も成長発展した関与先の話・・・

もちろん守秘義務があるでしょうから、実名で書き進める事はできないでしょうが、特定ができないように少し改変すれば、事例としてご紹介することは出来ます。
生きた事例を先生方は既にたくさんお持ちなのです。
ホームページを閲覧する方の多くは、辞書を引くような意識で先生方のホームページを見ているわけではありません。
先生方の知識や経験を身近に感じたい、参考にしたいのです。

台詞から生まれる共感が大切

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過去の経験をベースにコンテンツを書き進めると、その時、実際に出てきた台詞が盛り込まれる事があります。

例えばですが、創業融資を考えている社長が、先生に相談をしたときのことを思い出しながら、その時、社長が言った言葉を書いてみるのです。

「金利の計算ってどうやってやるの?」
「保証人なしでも借入はできるの?」
「担保は必要なの?どのようなものが担保になるの?」
「うちの会社はいくらまで借りられるの?」
「事業計画は絶対に必要なものなの?」

これらの台詞をキーワードにして、その時の情景を書き続けるのです。
小説を書くような気持ちで書いてみると、読みやすい文章が出来ます。
その台詞が出てきたときの経緯や、資金需要の状況、実際に行ったアドバイス、そのアドバイスを受けて社長はどうしたか。

そこのようなことを事細かに書いてみると良いでしょう。
これはQ&Aを書くときにも言えることなのですが、Qとして出てきた言葉は、検索をするときに、実際に用いられるキーワードになる事が多くあります。

具体的には、「融資+いくらまで借りられる」とか、「事業計画+借入+必要性」などです。

このような複合ワードで検索ヒットされるためには、Q&Aで出てくるような言葉がつながりやすくなるのです。
学術的に書かれた文章よりも、小説的に書かれた文章の方が、より検索ユーザーが求めて入力する言葉をカバーしやすく、より問合せにつながりやすい検索ユーザーを引き寄せ、アクセスを得る事ができるのです。

ブログやコンテンツを更新した方が良いというのは、つまりはこういうことなのです。