費用対効果が薄い!税理士事務所のホームページをリース契約した際に生じる4つの問題

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ホームページは税理士事務所の設立や法人化に際して、既存顧客に向けた事務所案内、求職者やパートナー企業等の第三者、新規顧客開拓・獲得を図るために必要ですが、リース契約は利用するにあたって様々な問題がある点に留意しなくてはいけません。

今回は、ホームページのリース契約を行う前に知っておくべき問題について解説します。

税理士事務所のホームページをリース契約した際に起きる4つの問題

ホームページのリース契約は毎月一定の料金を支払って業者からホームページをリースして利用する形であり、基本的にドメインやテキストといったコンテンツの所有権はリース業者に帰属します。
税理士事務所のホームページをリース契約した際、ホームページの運用で起きる問題は主に次の4つです。

ホームページを作った後に放置されてしまいがち

ホームページが古い仕様のままリニューアルされない

デザインがテンプレート化されていてオリジナリティに欠ける

リース契約はトータルコストの負担が大きい

ホームページのリース契約を前向きに検討している場合、以下で解説する問題点を知って本当にリース契約が相応しい選択であるか吟味しましょう。
リース業者と契約してホームページをリースした際、ページが作られた後にサポートがほとんど行われず放置されるケースがあります。
ホームページのリースは契約が結ばれた時点で信販会社から業者に料金が納められるため、料金の回収が済んだ後のサポートに消極的な姿勢をとる業者が多いのです。

さらにホームページのリース契約がマイナーだった過去の例では、契約だけ締結してホームページの作成そのものを行わず音信不通になるといった悪質な業者も存在したようです。恐ろしいですね。

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WEBに関するトレンドはGoogleのアルゴリズムの変化によって、年々変遷を遂げるため、リース業者がリニューアルを怠ると時代に取り残されたホームページとなってしまいます。

例えば、5年など契約期間が定められた形式のリースでは、ホームページが一向にリニューアルされないと新たに普及したデバイス(例えば、スマートフォン)に対応しておらず商機を逃すといったリスクを引き起こすのです。

さらにホームページのリース契約は原則的に途中解約できないため、5年契約の場合は古い仕様のホームページを5年利用しなくてはいけません。

リース業者は収益性を高めるために依頼された案件ごとにホームページをデザインするのではなく、CMSで枠組みを使いまわしてデザインをテンプレート化しているケースがほとんどです。
そのためページに訪れたユーザーの印象に残らない没個性なホームページとなってしまう場合があります。

テンプレート化されたデザインではユーザーの目に留まる訴求力の強いホームページに仕上げることは困難であり、数多くある競合のホームページに埋もれてしまうでしょう。

ホームページのリース契約は初期コストが抑えられる点に加えてリース料金は月額3〜5万円ほどなのでリーズナブルに感じられますが、契約満了までにかかるトータルコストとして見ると高額になってしまうことが分かります。
「月額4万円/5年間契約」の場合、最終的に支払うリース料金は200万円以上であり、かなりの高品質なホームページを制作することが可能なレベルの費用感となります。

さらにホームページを継続運用する場合は契約の満期を迎えるごとに再リースを行う必要があり、利用する期間が長期化するほど費用が膨れてしまいます。

ホームページのリース契約は費用対効果が薄くおすすめできない

ホームページのリース契約はトータルコストの負担が大きく、業者次第では適宜なリニューアルが行われないため、費用対効果の点で考えるとおすすめできません。

当社ではホームページ制作・運用サービスとして「ビルドコア」という別ブランドを立ち上げています。
リースでの契約は行っておわず、制作後の運用に力点を置いたサポートを実施します。リニューアルの際は是非ご検討下さい。