税理士先生がホームページのことで悩むとき|何をどうしたら良いか分からない

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D先生
昔職員が作ったホームページなので、私はノータッチなんですよ。更新の仕方も分からないし、閉鎖の方法も分かりません。どうしたらいいですか?

太田
プロバイダが提供しているサービスですから、プロバイダ関係の資料やメールのやり取りを辿ってみましょう。契約関係の資料などはありますか?
D先生
いやぁ。そういう資料もどこにあるのかちょっと分からないですね。メールも残っていないと思います。

太田
なるほど。もし、どうしようもないというときは、プロバイダに直接問合せて、事情を説明して対応をしてもらいましょう。今あるホームページはそっとしておいてそのまま放置するという方法もありますが、マイナスイメージをWEB上でずっと残しておくのもあまり良いこととはいえません。

D先生
そうですよね。では削除依頼をした方が良いですかね?

太田
最終的にはそれで良いと思いますが、新しいホームページが、検索エンジンに認識されてからの方が良いと思いますよ。

管理者不在が停滞のはじまり

ホームページで一番怖いのが管理者不在です。管理者がいないということは、更新をしたくても更新ができず、リニューアルも出来ない、削除をしたくても削除すら出来ない。そういう状況が一番良くありません。

管理者不在となる原因としては、ホームページの事に詳しそうな職員に丸投げしてしまっていて、引継ぎ無しで退職してしまったようなケースであったり、個人のホームページ制作会社に制作を任せていたら、いつのまにか連絡が取れなくなってしまい、身動きできなくなるというケースです。 管理画面にログインするためのIDやパスワードがないと更新作業ができませんから、それがわからなくなってしまった時点で管理者不在となります。管理者不在であっても、1年、2年は問題が起きないという事もありますが、それが5年とか10年といった期間になると相当問題です。ホームページのつくりも古いままですから、スマホで見たら形が崩れて表示されたり、画像が抜けてしまっていたり、サービス内容や料金の記載も古いままであったり。

お家でイメージしてみてください

怖いのは、せっかく興味関心を持って事務所のホームページへ閲覧者がきてくれても、古臭いホームページを見て、「もう閉鎖してしまっている税理士事務所なのかな?」と思われてしまうことです。 こうなると、せっかくホームページを持っていても、つくりが古すぎたことによって、人が寄り付かないという現象が起きるのです。お家でイメージしてみると分かるかもしれません。手入れが行き届いていない木造家屋で、壁にはツタが絡みつき、草木は生い茂り、壁の塗装は剥がれ落ち・・・。積極的にそこに住みたいとはならないでしょう。ホームページも同じです。
ホームページ制作_オオタキカク