税理士事務所のホームページをリース契約|このまま更新をすべきだろうか?

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C先生
5年前に作ったホームページをリニューアルしようかどうか悩んでいます。

太田
今のホームページに問題というか、課題のようなものがあるのでしょうか?

C先生
見てもらえればお分かりになると思いますが、随分と古いつくりなので、どうかと思っています。スマホで見ても対応していませんし、アクセス解析などもやりたいと思っているのですが、対応してもらえません。

太田
なるほど。そういうことであればリニューアルをした方がよさそうですね。

C先生
実は今のホームページはリース契約をしていて、今回はちょうど更新のタイミングなのです。毎月5万円支払っています。

太田
ありゃ!先生、もしかしたらホームページのリニューアルという事で、再度月々5万円のリースをご提案されているのではありませんか?

C先生
まさにそれです(苦笑)。定期的なフォローもありませんし、どうせお金をかけるのであればもっと他の事にお金を回すべきなのかなとも思っていて。

太田
そうですね。流石に今時ホームページを作るだけで300万(月々5万円×60ヶ月)もするのはちょっとかけすぎかもしれませんね・・・。

ホームページのリース契約には注意が必要です

ホームページのリース契約は、以前、国会でも問題として取り上げられたほどですが、あまり良い契約形態であるとは言えません。私が創業をした2005年当初は、ホームページをリース販売する事業者が多く存在していました。当時のホームページは確かに高価なものでした。ホームページを持っているだけで新規のお客様が増えていたという時代でしたから、制作費に300万円の費用をかけても、何件か顧問契約が決まればそれでペイできますので、高くても納得感がありました。

ホームページリース契約の場合は、コピー機などの事務機とセットにしたり、CMS(ホームページの更新システム)をソフトウェアとしてセットにしたりして販売されるといった事案もあったようです。私は創業以来一貫して、ホームページのリース契約には否定的です。なぜならばホームページは生きていると考えるからです。生き物であるというのは、環境の変化が起きたらその変化に対応しなければならないということです。

例えば、2005年当時のものであれば、スマホ自体が一般的ではありませんでしたから、ホームページをスマホに対応させるという概念がありませんでした。しかし、今新たに作る場合にはスマホに対応させるのは必須です。リースで契約をしてしまうと、環境変化が起きたときに柔軟に対応する事ができないので、5年契約であれば最長で5年間は身動きが取れなくなってしまいます。どうしても契約途中でリニューアルをする場合は、リースの組み換えで更に費用の総額が膨らむことになります。ここでリニューアルをせずに、再リースをするという選択肢もありますが、そうなると新たな環境に適応することができずに、つくりが古い状態のままのホームページという事態になってしまうのです。
susumebana2020