税理士事務所にはどうしてもホームページが必要なのだろうか?

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A先生
なかなか決心がつかないのですが、どうしても必要なものですか?今までホームページは無くてもやって来ることができたので、無くても大丈夫なのではないかという考えにどうしても陥ってしまいます。

太田
確かに、ホームページが無いからといって事務所が消滅してしまうわけではありません。緊急性を感じ難いものではありますよね。
A先生
そうなんですよね。そうやって延ばし延ばし来てしまいました・・・。

太田
でも、世の中の環境が変わってきた事を先生も体感しているわけですよね。

A先生
ちゃんとしたホームページがある余所の会計事務所と比較されたら、と思うと確かにうちが選ばれる事は絶対にありませんよね。

太田
私は、「全ての会計事務所がホームページを持つべきだ」とは実は思っていません。数年後に事務所を閉じるとか、新規のお客様を開拓する必要性が無い税理士先生の場合は、今ここでホームページを作る必要性は低いと思います。逆に今後も事務所を継続されるのであれば、絶対に必要です。

A先生
なるほどね。次の世代に事務所をバトンタッチしていく事を考えたら、ホームページくらいは持っていないと、「古い会計事務所」と言われてしまいますね。作ることにしましょう。

今までホームページが必要なかった税理士事務所ほど危ない

ホームページがなくても事務所経営が成り立っている。こういう状況は税理士事務所の場合、少なくありません。特に長年事務所経営を続けてきた先生、地域密着型の税理士事務所で強い経営基盤があるという先生の場合は特にその傾向が強く出ます。 ところが、ここ数年でその環境にも大きな変化が生じています。

1、税理士事務所を探す際、紹介ではなく自分で探す人が増えたこと
これはインターネットの普及によるものです

2、大手税理士法人や若手税理士の独立開業に伴う営業攻勢がかけられること
税理士法改正前にはなかった状況が生まれてきています

3、料金の明瞭化と他事務所との比較検討が容易になったこと
これもホームページの影響です
お客様が自分で検索をして勝手に比較検討をする事ができるのです

税理士法の改正によって、大手税理士法人の中には全国各地に支店網を展開する税理士事務所も増えました。老舗の税理士事務所は良くも悪くも料金はお客様によって異なり、相場の価格よりも高い設定のままである事も少なくありません。

新しく参入する税理士事務所の多くは、料金体系やサービス内容も明瞭ですから、長年のお付き合いのある「優良顧客」がある日突然、余所の事務所に移ってしまうということが起きるのです。何かしらの対策を考えていかなければじわりじわりと事務所の力は弱くなって行きます。

これが、ある日突然訪れるのではなく、じわりじわりと真綿で首を締め付けるかのごとく進行するのですから危険なのです。
susumebana2020