うちもそろそろホームページが必要だろうか?|税理士先生がホームページの立ち上げを検討するとき

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A先生
長年、会計事務所をやっているけれど、今までホームページが無くても特に不自由がなかったし、正直なところ必要性も感じていません。そもそも会計事務所にホームページは必要なのでしょうか?

太田
必要性を感じていないのに私に相談にするということは、ちょっとは必要かもしれないと感じていらっしゃるのでしょうか?(笑)。会計事務所様が置かれた環境にもよりますが、一般的には必要だと思います。
A先生
いや実はね、顧問先の会社が事業承継で代替わりをして、そのタイミングで 顧問契約を解除されたんですよ。うちの職員の話によると、余所の会計事務所に営業をかけられて、そちらの事務所に取られてしまったみたいなのです。 で、その会計事務所のことを調べさせたら、結構立派なホームページを持っていたので・・・。

太田
それで、ホームページの必要性を感じたということですね?先生の事務所のように歴史もあって、顧問先様もたくさんいらっしゃるという会計事務所は、「ホームページは必要がない」とおっしゃることがよくあります。確かに、既存のお客様がいて、安定した売上を見込めることができるのであれば、わざわざホームページがなくてもやっていけるというのも事実ですから。

A先生
そうそう。まさにソレですよ。長年ホームページなんてなしでやってこられたんだから、これからだって今のままでも良いのではないかとも思うのですが、世の中の環境は変わってきているようですね。

先生、そろそろホームページが必要です

今までホームページを作ったことが無いということは、必要性を強く感じる事も無くやってこられたということですから、それはそれで凄いことです。既存のお客様が定着していて、長くお付合いができるのは会計事務所のお仕事の特徴です。そのような環境にありながらも、「そろそろ必要かな?」と感じているということは、先生の気持ちを動かす何かのきっかけがあったのではないかと想像をします。

例えば・・・

余所の税理士事務所、税理士法人が営業攻勢をかけてきた!
関与先の社長に「そろそろ作ったら?」と言われた!
職員や求職者にそれとなく指摘された!
同業の税理士先生に指摘された!

とにかく、誰かに何かを言われたりして、「今のままではいけない」と感じることがあって、ホームページの必要性を感じているのだと思います。もしそうであれば、直ぐに作ったほうが良いでしょう。そろそろと感じたら、その時が一番良い作り時です。まずは、「自分の事務所のホームページをちゃんと作ろう!」と決断する事です。

元号も令和に変わりました。いいタイミングだと思います。ホームページをまだ持っていないのであれば、直ぐ検討をしましょう。数年後に事務所を閉じるとか、特殊な事情がある場合は必要が無いという事もあるかもしれませんが、お客さまだけでなく、従業員さんだって、取引先の金融機関やパートナー企業さんだって、ホームページがない事務所よりも、ちゃんとホームページを持っている税理士事務所の方が魅力的に感じますし、将来性もあると感じるはずです。
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