会計事務所や税理士先生の価値は表現しないと誰にも伝わりません

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コンサルティング型の仕事が令和の時代を生き残るためのひとつの鍵となりそうです。ただ私は、社長様と定期的に面談している先生や事務所様は、すでにコンサルティング型の税理士事務所になれる(あるいはなっている)ものと考えます。「コンサルティング」という言葉を使うかどうかは置いておいて、多くの先生は経営者に対してのコンサルティングを実際はしていますし、職員の方もそのようなスキルを持っている方はいらっしゃいます。

「経営の相談」に乗ってくれる事務所であることを出していく事が大事です

ところが、そのことが第三者には全く分かりません。つまり、「経理事務をやってくれるところ」と「経営の相談に乗ってくれるところ」の区別がつかないのです。なぜ区別がつかないかと言うと、税理士事務所の事が紹介されているホームページ、名刺、パンフレットなどに、そのことが書かれていないからです。どこにも書かれていないので、実際は「経営の相談」に乗ってくれていても、「経理事務をやってくれるところ」と思われているわけです。

「経理事務をやってくれるところ」は、残念ですが低価格競争の世界で大手の事務所や広告宣伝を頑張る税理士事務所や税理士法人と争う事になります。ここで争うべきではないと私は考えます。

税理士事務所の魅力を伝える

これを表現するのに最も適した媒体がホームページです。ホームページはイメージを伝える事に長けています。文字情報だけでなく写真や動画、イラストやグラフなどを用いて、税理士事務所の魅力を伝える事ができるのです。まずはホームページで税理士事務所が伝えたい事の内容を固め、それが固まったらパンフレットや名刺などの紙媒体に落としていくという流れがムダのない自然な流れであるといえます。

「人は見た目が9割」という本がありました

実際のところ何割なのかはわかりませんが、かなりの割合を見た目で判断されているのは事実だと思います。

税理士事務所(会社や組織)はどうでしょうか
これも人のそれと全く同じで、「税理士事務所は見た目が9割」なのかもしれません。もちろん、実際に関与がスタートしてからわかる事もありますし、見掛け倒しだったとしたら、見た目がよくても長続きしません。それでも、見た目で多くの事を判断されてしまうのは否定の余地はありません。

税理士事務所の見た目とは何でしょうか
税理士事務所の外観、税理士の事務所パンフレット、名刺などが考えられます。所長先生が着ているスーツやネクタイなども見た目です。インターネットの世界であればホームページです。

この見た目の部分が大事です!

例えば、ここで安売りをしている税理士事務所の場合は、ホームページ上に「1万円から!」と打ち出すわけですが、これでイメージがついてしまいます。良い悪いではなく、そういうイメージを相手に与えるのです。「当事務所は安いですよ!」と打ち出している税理士事務所に、「報酬は言い値で払うのでしっかりとしたサービスをして欲しい」という人はやってきません。

しっかりとしたサービスを期待する方は、しっかりとした(イメージがある)税理士事務所に問合せをするものです。紹介が発生するときにも同じ事が起きます。「しっかりとしたサービスをしてくれる税理士事務所」を探している社長さんに、「格安でやってくれる事務所」を紹介はしません。

でもそれって、どこかで表現をしてあげないと、誰にも分かりません。見た目で判断できないのです。そこが分かっている税理士事務所は、事務所の見た目をよくすること、即ちブランディングに力を注ぎます。見た目で多くが判断される中で、ブランディングに力を入れるごく一部の税理士事務所と、全く力を入れない税理士事務所とで大きな差がついているわけです。
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